LLDPでおます

先日、ブログのネタから技術系のネタがめっきり減りましたね、と突っ込みをもらいました。
確かに。。。
サラリーマンを始めてから、どうも、技術系のコトを検証したり調べたりすることが減ったような気がします。
なぜでしょうかね?
まぁ原因は色々とあるかとは思いますが、とにかく良くない傾向なのは間違えございません。ってわけで、本日はちょっと技術系のネタでもと。
Ciscoの機器を使ってて、便利だな〜と思う機能の1つに、CDP(Cisco Discovery Protocol)がございます。直結のCisco機器を検出できる機能なんですが。
で、これの標準化されたプロトコルがLLDP(Link Layer Discovery Protocol)で、IEEE802.1ABで標準化されています。今、IEEE802.1ABの改訂版がドラフト状態になっています。CDPと一緒で宛先MACアドレスにはマルチキャストアドレスが使われています。具体的には01:80:c2:00:00:0eとなっています。typeフィールドは0x88cc。
その後ろはTLVになっているので、様々な情報が格納できるようになっています。どんなtypeコードがあるかは、こちらをご覧くださいまし。
せっかくなのでIEEE802.1AB-REVのリンクをのせておきますんで、よかったら見てくださいませ。
IEEE 802.1: 802.1AB-REV - Station and Media Access Control Connectivity Discovery
そうそう、CiscoバイスでLLDPが動くかなぁと思って調べてみたら、ルータ系はサポートしていませんでしたが、Catalyst系だと2960でもサポートしてました。ルータで動かなくてスイッチで動くとは意外です。