Ciscoのコンパクトフラッシュのファイルシステム
久々に技術っぽい話しでも。
ISR2811のFLASH(コンパクトフラッシュ)のファイルシステムではまったので、メモです。なんで、ルータのファイルシステムの違いなんかではまらないといかんのや。。。
ISR2811のコンパクトフラッシュのフォーマットは2種類ある
dirを入力すると自分の使ってるISR2811がどっちのファイルシステムか見分けられる。
- 下記のように日付が表示されない場合は、クラスB
Router#dir Directory of flash:/ 1 -rw- 37884656 <no date> c2800nm-adventerprisek9-mz.124-12a.bin
- 下記のように日付が表示される場合は、クラスC
Router#dir Directory of flash:/ 1 -rw- 37884656 Jun 4 2009 05:32:14 +00:00 c2800nm-adventerprisek9-mz.124-12a.bin
クラスBとクラスCの違い
- deleteコマンドを入力したあと、squeeze flash:コマンドを入力しないと完全に消えないのがクラスb。クラスCはdeleteコマンドだけでいい。
- copyコマンドで、フラッシュに書き込もうとすると、Erase flash: before copying? [confirm]といちいち聞いてくるのがクラスb。クラスCは聞いてこないでサクッとコピーできる。
- secure boot-imageコマンドが使えるのがクラスc。使えないのがクラスb。これではまった。
ファイルシステムが決まるのは、コンパクトフラッシュを空っぽにするときに使用するコマンドの違い。
結論
ISR2811のコンパクトフラッシュを初期化するときは、必ずformat flash:コマンドを使うべし
詳しくはhttp://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/rt/3800/isr_cf/chapter01/5596_01.shtmlを参照すべし